akizoraのアウトプットブログ

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【浪人】【宅浪】【四浪】【受験生応援】4年も自宅浪人をした僕が、参考書を紹介する3 〜チャート式で良いのか!?〜

今回は数学の参考書を紹介(?)しようと思う。

数学の勉強を振り返る

自分が数学の学力をどうやって上げたのかあまり覚えていないのだが、
浪人時代に数学の力を上げるために基本的には以下のことをひたすらしていた。

  1. 問題を解く

  2. 解説を読んで理解する(ここ重要)

  3. 復習・類題を解く

数学の勉強はこれに尽きるのではと思う。
他の教科も同じかもしれないが。

数学の勉強で重要なこと

何よりも重要なのは、読んで理解するということだ。
これをしなかったら何問解いても何の意味がない。

重要なのは、解答や解説を読んでなぜその考えに至ったのかを考えることが重要だということ。
そういう思考の過程をノート等にまとめておくと効果的だと思う。

世に出回る「チャート式」

改訂版チャート式数学1+A

改訂版チャート式数学1+A

チャート式解法と演習数学2+B完成ノートパック

チャート式解法と演習数学2+B完成ノートパック

チャート式基礎からの数学3

チャート式基礎からの数学3

おそらく、受験生で知らない人間はいないと思われる。
僕も高校生・浪人生(の最初)の時はチャート式信者だった。
浪人1〜2年目は数学はチャート式の問題を解いたりしていた。
僕は青チャートを使っていたかな。

しかし、数学の成績が上がらない

しかし、チャート式を使っていた時は数学の成績が全然上がらなかった。
これは僕の場合なのだが、チャート式が悪いのではなく、
チャート式をメインで使用していると
「解法を暗記する」勉強法になりやすいからなのだと思う。

数学は暗記科目なのか?

「解法暗記」の勉強法は確かに存在するし、
「数学は暗記科目」なんて言われたりする。
そしてそれで合格できる大学が存在するのも事実だ。

しかし、僕個人が思うに数学は暗記科目では決してない。

理解せずに問題を解くことなどできるわけがない。
へっぽこ受験生だった僕は、そのことが全く分かっていなかった。

「ただ暗記」は最悪

「解法をただ暗記する」だけでは、 全く記憶に残らない。
その上、類題が模試で出題されても応用が全く効かない。
結果、時間は掛けているのに全く成績が上がらない最悪の状況が生まれる。

「理解する」ことで記憶にも定着する

「なぜその解法なのか?」
「なぜその答えになるのか?」
これを突き詰めて「理解する」ことで、その問題に対する記憶の定着具合が格段に変わる。
「この問題の時はこの解法!」では、全く応用力がつかなかった。(少なくとも僕の場合)

僕が「チャート式」を捨てて使った参考書

チャート式を捨てて僕は以下の参考書を使った。

Z会数学基礎問題集 数学I・A チェック&リピート 改訂第2版 (Z会数学基礎問題集 チェック&リピート)

Z会数学基礎問題集 数学I・A チェック&リピート 改訂第2版 (Z会数学基礎問題集 チェック&リピート)

Z会数学基礎問題集 数学II・B チェック&リピート 改訂第2版 (Z会数学基礎問題集 チェック&リピート)

Z会数学基礎問題集 数学II・B チェック&リピート 改訂第2版 (Z会数学基礎問題集 チェック&リピート)

Z会数学基礎問題集 数学III チェック&リピート 改訂第2版 (Z会数学基礎問題集 チェック&リピート)

Z会数学基礎問題集 数学III チェック&リピート 改訂第2版 (Z会数学基礎問題集 チェック&リピート)

これは超基礎問題からちょっと難しめ(国立大レベル)まで網羅しており、
基礎を固めつつ理解しながら基本を応用し難しめの問題を解く、ということができた。

自分はチャート式を捨ててこれに切り替えてから数学の基礎が固まり、
成績も少しずつ安定してきたように思う。
もちろん難関大レベルに行くにはまだ物足りないと思うけど。

数学の成績が上がらなくて困っている人はぜひ。